学習支援の考え方~三次市の学習塾KiT~

一般社団法人KiTでは子供たちやご家族へのサポートをしています。また、学習サポートとして学習塾KiTも開所しています。学習についての考え方や指導方法をお伝えします。


学習とは?勉強とは?

学習/勉強は大人と子供で温度差があります。勉強をどのように子供が捉えているのかを考えて、学習のサポートをすることが大切です。


勉強は意味ないの?

勉強は意味のないものなのでしょうか。学校の勉強はあまり社会での役に立ちそうにありません。しかし、USJを復活させたマーケターの森岡毅さんという方がいらっしゃいます。USJを状況を客観的に分析され、思い切った改革をされた方です。森岡さんは勉強(数学)についてこのように話されています。

「数学を勉強する意味は一つで、問題にたどり着くために、論理的に頭を使う練習をしているんです。“数学”と言いながら、問題解決能力なんです」

問題を解く上で筋道を立てて思考するクセを身に着けることが学校での勉強の目的のひとつなのではということ考えられます。


勉強が苦手な子どもへは得意なことを中心に取り組む

そうは言っても、勉強が苦手な子どもや自信のない子供へはどのように対応すればいいのでしょうか。一番大切なことは苦手をつつき過ぎないということです。「文章問題が苦手なので文章問題を伸ばしてほしい」「漢字が苦手だから漢字を勉強させたい」という相談や要望も受けます。しかし、苦手ばかりをつついて支援をしていると子どもはより勉強がにがてなになります。まずは得意なことを中心に取り組むことで、問題に正解しモチベーションもあがります。

また、得意を伸ばしていると苦手もついてくることもあります。下の写真のようにタオルをたわませて持ちます。真ん中の下になっているところが苦手、持っているところが得意なところです。得意を持ち上げると苦手も上がります。このようなイメージで子どもの学習に付き合うことはとても大切です。

学習支援塾KiT

広島県三次市で学習や子育てをサポートしている一般社団法人KiTです。 意欲的に学習する力、基礎学力、多面的に考える力の向上を目的としています。 得意を積極的に伸ばし、苦手なところは少しずつという視点で指導をします。 KiTは道具箱という意味です。 お子さまやご家族に寄り添いながら有用な学習や子育てに関する道具を提供していきます。

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