学習が苦手な子ども~支援のポイント~
発達の偏りのあるお子さん、発達障害を抱えるお子さんの中には学習に困難を抱えている場合も多くあります。「読むことが苦手」「文字が雑になる」「文字を覚えられない」「読んでも意味を理解していない」などの困難さがあります。そのような場合、子どもは学習への苦手意識も強くなっており、学習への意欲も低下しています。無理に学習を進めようとするとより自信が低下してしまいます。以下に学習支援のポイントを記載しています。
学習支援の大切なポイント
①実現可能な目標設定
子どもの支援についてはできないところが目についてしまうと思います。ただ、できないところをいきなり取り組むよりも、できるところから取り組みましょう。繰り下がりの引き算が苦手であれば、まずは繰り下がりのない引き算からなどのようにです。自信がついてくると自発的に問題へ取り組むことができます。そして、徐々に話し合いながら難易度をあげていきましょう、。
②頑張らせすぎない
発達障害を抱える子どもさんには集中が続かないこと、記憶することが上手くできない場合もあります。集中が続かないのに長時間の着席は地獄のような苦痛です。がんばらせすぎはより学習意欲が低下します。子どもの特徴を理解して、短時間にする、たくさんの情報ではなく少しの量を覚えるなど工夫をしましょう。
③興味や関心のあるものを使う
学習意欲の低下している子どもにとって、無機質なテキストなど魅力はありません。現在、様々な教材があります。キャラクターのテキスト、ネットのイラストの多い教材などです。子どもの好きな教材を選択することも大切です。
以下は学習支援のポイントの他、読み書きの支援について具体的に説明した動画をアップしています。是非、参考にしていただければ幸いです。
KiTでは広島県三次市で学習塾も運営しています。三次市、庄原市のお子さんなどの学習意欲向上に寄与できればと何名かの先生たちと指導しています。
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