ABAって何? ― 学習支援塾KiTでは、ABAの視点を取り入れています ―
学習支援塾KiTは、臨床心理士が中心となって運営している学習支援塾です。
KiTでは、学習の支援を行う際に「ABA(応用行動分析学)」という心理学の視点を大切にしています。
「ABAって何?」「学習塾で使うものなの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いかもしれません。
ABA(応用行動分析学)とは?
ABAとは、応用行動分析学(Applied Behavior Analysis)の略で、
人の行動を
先行刺激(きっかけ)
行動
結果(その後に起こること)
という3つの視点から整理して考える考え方です。
たとえば、とてもシンプルな例ですが、
子どもが「こんにちは」と挨拶をする
それに対して、大人が笑顔で挨拶を返したり
「いい挨拶だね」と声をかける
こうしたポジティブな結果が返ってくることで、
「挨拶をする」という行動は、少しずつ増えていきます。
これは、結果を工夫することで、望ましい行動を増やすというABAの基本的な考え方です。
「結果」だけでなく「先行刺激」が大切
ABAで大切なのは、結果だけではありません。
実は、良い行動を引き出すための「先行刺激」がとても重要です。
学習支援の場面でも、これは同じです。
たとえばKiTでは、いきなり
「今日はこれをやろう」
と課題に入るのではなく、
まず少し雑談をします。
そして、
「今日は何をしようか?」
と子どもに問いかけます。
子どもが
「今日は分数をやろうかな」
「英語のテストがあるから、そこをやりたい」
と自分から言葉にしてくれたとき、
「それ、いいね」
「自分で考えられたね」
とポジティブなフィードバックを返します。
これは、
自分で考えて学習内容を決める
という行動を、自然に強化していることになります。
行動を分析すると、関わり方が見えてくる
こうした関わりを続けていくと、
どんな声かけだと反応が良いのか
どんなきっかけがあると動きやすいのか
どんな褒め方がその子に合っているのか
が、少しずつ見えてきます。
「やる気がない子」ではなく、
「まだ合う関わり方が見つかっていない子」
という視点で子どもを見ることができるようになります。
その結果、最初はモチベーションが低かった子どもも、
徐々に学習に取り組めるようになることがあります。
教材も「先行刺激」の一つ
ABAの視点では、教材も大切な先行刺激です。
正直に言うと、
「やったー!この教材やりたい!」
と思える教材は、なかなか多くありません。
それでもKiTでは、
少しならやってみようかな
これならできそう
と思える教材を、一人ひとりに合わせて選ぶことを大切にしています。
そのため、
中1は必ずこの教材
中2はこれ
小学生はこれ
といった一律の教材指定はしていません。
必要に応じて、その場でプリントを作成したり、
手作りの教材を使ったりすることもあります。
学習支援塾だからこそ、ABAの視点を
ABAを取り入れることで、
子どもの行動が理解しやすくなり
無理なく、適切な方向へ促すことができる
と感じています。
学習支援塾KiTでは、
臨床心理士が中心となり、ABAの視点を大切にした学習支援を行っています。
学習に不安がある方、
「どう関わればいいのか分からない」と感じている方は、
ぜひ一度、学習支援塾KiTをご覧ください。
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