社会性と情動コントロールの支援~SELの理論と実践~
SEL(Social and Emotional Learning)とは社会性と情動性の学習とも呼ばれ、非認知能力を育成する教育とされています。多くの国で実証研究が蓄積されてきており、子どもの学びや対人関係能力の向上、メンタルヘルス保持増進に効果があります。また、いじめ/不登校の予防にも期待をされています。世界的にも実践が広がってきており、近年はSST、認知行動療法などにも取り入れられてきています。本研修ではSELの実証効果、教育保育現場や個別面談で活用できる具体的なアクティビティやSELを活用した心理援助などを学んでいただけます。
【学べること】
・認知能力と非認知能力について
・SELの研究とフレームワーク・認知行動療法を応用した活用例
・SELを心理教育に取り入れるポイント
・レジリエンスの育み方
・幼児・学童・思春期へのワーク など
【講師】松本有貴(徳島文理大学人間生活科学部 教授)
クイーンズランド大学社会行動科学大学院心理学科博士課程卒業。子どものメンタルヘルス・社会的および感情的な学習と予防的アプローチに関する研究と実践をしている。千葉大学医学(系)研究科、子どものこころの発達教育研究センター講師を経て現職。
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